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ON・OFFの切り替え上手なリノベマンション

「くつろげる住まい」を考える上で重要になっているのが、オンとオフの切り替えです。自宅で仕事するワークスタイルが普及して、便利になっている反面、オンとオフの切り替えが難しい・・・という声も少なくありません。また、心地良いオフタイムを過ごすためには、空間がスッキリしていることも必要不可欠。今回は、そんなオンとオフの切り替えをしやすくするデザインを取り入れたリノベーションマンションをご紹介します。

チルスペースでゆるりと過ごす

リビングの一角に「チルスペース」を設けました。『ゆっくりとくつろぐ・まったりと過ごす』の意味で使われる「チル」という言葉の通り、ベンチで腰掛けてゆったりできるスペースです。

リビングと同じ空間でありながら、ウッド調の天井・ほんのりとした照明・ホワイトフレームの室内窓といった内装デザインにより、ゾーニングされています。家族とゆるやかにつながりながらも、パーソナルな時間を過ごせる場所があるって贅沢ですよね。

さらに、オフタイムだけでなく、ホームパーティーなどの来客時にも、気軽に腰掛けてもらう場所として活躍します。キッチンで、もてなし料理をつくりながらでも、ラフにコミュニケーションを取れる位置。ホームパーティーの風景がよりお洒落になりますね。

オン・オフを切り替える室内窓

さて、「チルスペース」の室内窓の向こう側がこちら。在宅勤務にも使えそうなロングデスクと、可動式の棚が設置されています。居住スペースとは区切られていて、こもれる空間なので、仕事や作業に没頭できますね。

背面は洋服を掛けられるオープンクローゼットになっており、仕事・家事・収納など多目的に使える「ユーティリティスペース」です。デスク左側の扉は、「チルスペース」とつながっていて、オンとオフを扉・室内窓で空間分けするレイアウトに。

リビングと隣り合う洋室にも続いており、「チルスペース→ユーティリティスペース→洋室→リビング」と、ぐるぐるできる“回遊動線”になっているのも特徴的。行き止まりが無いことで、空間に抜けが出て広く感じる効果があるほか、掃除や衣類収納の動線も短くなり、家事の負担を軽くしてくれます。

リビングに土間スペースを

リビングに戻り、窓際に目を向けてみましょう。バルコニーに続く部分は、床がフロアタイル敷きに。土間風のスペースとして、暮らしの幅を広げてくれます。

例えば、日当たりの良さを活用して、観葉植物を置いてみてはいかがでしょうか。床置きはもちろん、梁の高さに設置されているバーから植物を吊るすのもおすすめです。立って歩いたり、ソファで座ったりと、色々な目線でグリーンが視界に入ることで、より緑を感じることができます。

ごちゃごちゃを室内に持ち込まない

心地良く暮らすために欠かせないのが、スッキリしていること、ではないでしょうか。こちらの物件では、玄関周りに多種の収納を持ってくることで、なるべく室内にごちゃごちゃを持ち込まなくてすむようにしました。

まず玄関から土間続きのスペースに、靴を収納できるオープン棚を設置。お子さまでも手が届く位置なので、家族みんなで活用できる靴収納です。また、棚の上は窓になっていて、明るい光と風が通ります。オープンで開放感のある玄関収納なら、「行ってきます」も「ただいま」も、心地良いものになりますね。

トール棚は、アウトドアグッズや防災グッズ、季節の物などをしまう場所にぴったり。靴収納もトール棚も、可動式なので置きたい物に合わせて調節可能。無駄なスペースをつくらず、空間を有効利用できます。

区画分けされた収納は、通称「ファミリーロッカー」。人ごとに、お出かけのアイテムをしまうことができます。上着を掛けたり、バッグを置いたりと、日常の外出に使うものは、ここを定位置に。お子さまの通園・通学グッズの収納場所にも便利です。

さらに、その横には、有孔ボード壁を設置しました。帽子などのお出かけ小物、衣類ブラシといった身だしなみグッズなど、自由にレイアウトすることができます。

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「ゆったりできる場所」「仕事にも使える場所」「すっきり住める工夫」と、オンとオフが切り替えしやすいポイントをおさえた今回の物件、いかがでしたでしょうか?住まいの中でメリハリをつくることで、よりそれぞれの時間・場所が有効活用できるはず。これを機会に、「オンとオフ」という目線で住まいを見てみてはいかがでしょうか?

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