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猫好きさんが語る「猫と暮らすリノベーションマンション」

一緒にいるだけで幸せを感じさせてくれる猫たち。
そんな愛猫との暮らしを、楽しく、お互い快適に。
そして、いつまでも健康で一緒に。
猫を愛するスタッフのそんな想いがカタチになりました。

今回、その仕上がりを見ていただいたのは、お招きした二人の猫好きさん。
猫愛を込めて、「猫と暮らす」を語ってもらいました。

今回語ってくださった猫好きさん

●ぷーちゃんさん(女性)

・きんとき:雑種 17歳 オス
・あられ:雑種 17歳 メス ※きんとき と兄弟
・まる:雑種 11歳 オス
・ふみこ:ブリティッシュショートヘアー 8歳 メス
・くりこ:雑種 6歳 メス
・するめ:種別不明 1歳 オス

●ととまるさん(男性)

・ととまる:ロシアンブルー 6歳 オス 
・ちゃこ:スコティッシュフォールド 4歳 オス 
・くろみ:雑種(白黒ねこ) 2歳 メス

※以下、敬称略。
―今日はありがとうございます。今日見ていただくのは、当社が設計から施工までをプロデュースした「猫と暮らす」をコンセプトとしたリノベーションマンションです。猫専門病院Tokyo Cat Specialistsの山本先生に監修をお願いし、アドバイスをもとに色々な工夫を施しています。

ととまる キャットウォークが目を引きますね。猫たちがすごく喜びそうです。のぞき穴から顔を見せてくれたらかわいいですね。下からじゃらしたりして、ふれあいを楽しめるのがいいですね。

 

ぷーちゃん うちの子たちなら、喜んでキャットウォークに飛び掛かっていきそうです。猫を飼っている人なら、自宅にキャットウォークがあるのは、憧れなのではないでしょうか。アクリル板で、下から肉球が見れるキャットウォークもありますよね。こちらは、全部木材なんですね。

※キャットウォークは、山本先生のアドバイスにより、滑り防止の観点から、全面木材にしています。

たくさん運動できる仕掛けが楽しい

―また、キャットタワーを1か所、キャットステップを2か所設けて、たっぷり上下運動できるようにしています。天然木材を使用したキャットタワーは、浜松にある株式会社間宮建具製作所さんに依頼して、この物件のためにつくってもらったものなんですよ。
 

ぷーちゃん キャットタワーは、上も固定されているのがいいですね。勢いよく飛び乗るなどパワーのある子がいても、倒れる心配がないのは、安心できます。あと、舐めたりする可能性のあるものは、できるだけ優しい素材の方がよいので、天然木材を使用しているのも、安心して遊ばせることができますね。
それから、楽しくなってテンションが上がると、カーブを上手に曲がり切れないくらいのスピードで走るときがあるので、キャットウォークの曲がる部分にキャットステップがある仕組みもいいと思います。テンションが上がっているかと思えば、急にスイッチが切れたようになるのも、見ていて可愛いですよね。

 

ととまる キャットタワーやキャットステップは、後から取り付けようとしても、下地からつくらないといけないでしょうから、難しいですよね。その点、リノベーション工事で最初から取り付けてくれていて、いいと思いました。

 

ぷーちゃん 今は室内飼いが勧められていますよね。そうなると、室内でどれだけ運動させられるかが大事になってきます。このような仕掛けがあると、たくさん運動できますね。

ととまる うちの6歳の子は、太ってきて丸太みたいになっているのですが、そんな太り気味の子には、たくさん運動させられる仕掛けが役に立つと思います。

 

ぷーちゃん 窓際にステップがあって、外を眺められる場所があるのがいいと思います。角部屋なので、バルコニー側の他にもう一箇所、違う景色を見られる場所があるのもいいですね。ハンモックもかわいいです。猫が好きな「鳥」も眺められそうな景色ですね。うちは、テレビに鳥が映っただけで飛び掛かって、テレビの裏側を見たりしています。そういう時本能が出ますよね。


 

―室内飼いだからこそ、猫の本能を大切にしてあげたいと考えています。その他にも、上から見下ろすのが好きな猫のために、収納の上に、“眺められる場所”をつくりました。

ととまる 冷蔵庫の上が好きな子って、結構いませんか?うちの子も冷蔵庫の上が大好きなので、喜んで行くと思います。放っておいてほしい時にもここに来そうです。
寿命が伸びているからこそ、健康は気を付けたい

―今回の物件は、猫と楽しく暮らすことの他に、猫の健康を守ることも一つのテーマにしています。例えば、トイレは、シャープの「ペットケアモニター」というアプリ連動型のものを設置しています。排尿の回数・量・滞在時間といったデータが、専用のアプリで管理できるので、日中お仕事などで外出していても、体調を把握することができるんです。
 

ぷーちゃん 猫も、医療の進歩で長生きするようになっていますよね。私の住んでいる区では、毎年15歳以上のご長寿猫の飼い主さんに、かかりつけの獣医さんを通して、区の獣医師会から表彰状がもらえるんです。長生きするにしても“健康で”というのが大事ですよね。特に猫はオシッコの病気が多いと言われているので、このトイレは、体調の変化にすぐ気付いてあげられて、健康管理に役立ちそうですね。


 

―それから、山本先生によると、トイレは「飼育頭数+1」にするべきとのことで、こちらの物件は、飼育できるのが1匹までなので、2か所に「ペットケアモニター」を置いています。また、設置場所は、猫の動線上にとのアドバイスがありましたので、キャットウォークにつながるキャットステップの下に置きました。
 

ととまる うちは3匹いるんですが、トイレは1つだけです・・・。確かに、日中もトイレを小まめにキレイにできる家だったら1つでもよいのでしょうけど、留守番をさせる場合は、清潔なトイレを複数用意してあげたいですね。

 
 

―猫の“ひっかき”対策もいくつかあります。壁紙はフィルム加工で傷に強いタイプのものを使用しています。窓にはカーテンではなく、ウッドブラインドを設置しました。それから、ソファも、傷がつきにくい特殊な生地のものを置いています。
 

ぷーちゃん 壁紙はボロボロになりますよね。張り替えても結局またボロボロになるので、諦めてしまっています。カーテンは、隙間から顔を覗かせたりするのが可愛いですけど、ウッドブラインドの方が、巻き付き事故の心配もないので安心です。そして、家具まで猫仕様なんですね。まさに猫と暮らすための家ですね!

 
 

―ありがとうございます。この「猫と暮らす」リノベーションマンションで、猫も飼い主さんも住み心地よく、毎日幸せに過ごせていただけたら、とても嬉しく思います。最後にお二方にとって、「猫と暮らしていて幸せだと感じること」を教えてください。
 

ぷーちゃん 猫と暮らしていなかった時がない、と思えるほどずっと一緒にいるので、当たり前の存在ではあるのですが・・・、猫は、見返りを考えることなく、一方的に愛せるのが一緒にいてラクですね。愛することができるというのは、幸せなことだと思います。

 

ととまる うちは猫を飼う前は、奥さんと口喧嘩が多かったのですが、猫と暮らすようになってから、争うことが減りました。猫を見ていると、お互いに怒る気持ちも鎮まるというか、間を取り持ってくれているのかもしれないです。

 

猫と暮らす
猫専門病院Tokyo Cat Specialists 院長の山本宗伸医師が監修。
●山本先生より
動物園などの飼育環境で発展した「環境エンリッチメント」という概念があります。直訳すると環境を豊かにすることですが、猫に当てはめると「猫本来の刺激に満ちた生活」と言うことができます。ペットとして飼われている猫(特に室内飼い)は、安全で食事の心配はないですが、退屈で運動不足になりがち。そこで、上下運動を促す家の構造、獲物を捕まえる喜びなどを取り入れることが大切です。
そのような環境ではないと、猫がストレスを感じ問題行動を起こす、ストレスが関係する病気になるなどの恐れがあります。
今回の物件は、猫の特性を考えた工夫がされており、猫と人が共に健康で楽しく暮らせる空間だと思います。

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